おおひらです。
今夜、
なんとか流星群だったようですね。
残念ながら見れませんでした。
なんとか流星群と言っている時点で、おまえ見るつもりないだろ!って思われるかもしれませんね。
なんとか、は置いといて
基本的に
星は好きです
眺めたりするのは好きです
流れ星も好きです
人生の中で数える程しか見たことはないけど好きです
ロマンチックな男なんで。笑
あ、いや、乙女チックなところがあるとも言えます。。。
カラスみたいにキラキラしたものが好きですね
だかりイルミネーションも好きです
青色が好きです
落ち着きます。
話は戻って
流星群。
近頃、流星群の有り難みが(勝手に)なくなってるなー、と感じています。
これは誰に言ってるとかじゃないんですよ。
ぼくが小さい頃のお話です。
ぼくは小さい頃からハタチくらいまでを飯能の中藤下郷の杉の木台ってとこで過ごしました。
それはそれは山の中。
入り口はもう山の入り口のような林道。そこからしばらくすると、山に囲まれた集落が出てきます。そこが杉の木台。
多少脚色してます。はい。
杉の木台は坂ばっかりで、家もけっこうたくさんあります。今はどれくらいの人が住んでるかわかりませんが、ぼくが住んでた時は増え続けてる感じがしてました。
まぁ、その
杉の木台は
家は多かったけれども
夜になると外灯も少なく
ぼくのお家は杉の木台の上の方に位置していたので
星がとっても綺麗に見えるわけです。
ベランダからよく星を見てました。
寝袋でベランダで星を見ながら寝たりもしました。
近所で立派な望遠鏡を持っているイチカワさんがたまに近所の子供たちを呼んで、月を見てみよう的なイベントをやっていたんです。
もちろん見に行きました。
イチカワさんちはたまーに夜になると大声で夫婦喧嘩をしていて、、、それも思い出です。
小さい頃
ぼくは
今よりも星が好きでした。
興味もありました。
で、そこで
流星群の話が飛び込んできました。
しし座流星群かふたご座流星群だったか覚えてませんが、
20年位前でしたかね。
それもイベントみたいに流星群を見ようってなったのか、今度はイチカワさんちじゃなくて、杉の木台の一番上の
もう山ですね。
そこらへんで見ようとなったわけです。
子供も大人もけっこうな人数が集まってました。
流れ星はあんまり多く見れなかったけど、それ以上にワクワクしてました。
お祭りみたいで、すごいことのようで
ワクワクしてました。
もしかしたら20年位前のその日の流星群はよく見られる日、だったのかもしれません。
今でも覚えてます。
あのワクワク感。
僕にとって最初の流星群との出会いだったと思います。
話をもう一度戻しまして
そう、有り難みがなくなってしまったと。
流れ星はもともと毎日流れてて
星のカケラが地球に近付いた時に
大気圏なのかな?そのあたりで
すごいスピードで塵になる姿が
あんな風に素敵に見えるわけです。
だから、たまーに流れ星を見ますよね。なんでもない日に見るとラッキー!と思ってしまいます。
毎年、その流れ星が多く見られる流星群の時期があって
細かく知らないけど条件がいい時に
テレビあたりで報道されて
みんなが星を眺めるわけですね。
テレビは小さい頃からよく見てました。
だから感じてしまいます。
最近、流星群多くないですか?
流星群は多いんでしょうけど、メディアで盛り上げてる感があるというか、
そこまで条件の良くない時にも
流星群を取り上げてる
ような気がしてるだけなんですけどね。
とても素敵なことだとは思いますが
やっぱり有り難みが薄くなる。笑
とっても勝手な見解です。
でも、本音。
流れ星は
その一瞬の光が儚い感じがして、なかなか見れないし、人間はけっこうそういうものに憧れますよね。
手が届かないもの。
なかなか逢えない物事や人。
遠くに見える星達。
太陽、月。
手にとどかないから、わからないから神秘を感じること。
でも、手に届いてしまったら
何度も逢ってしまったら
もしかしたら奇跡のような出来事の連続だとしても
勝手に有り難みがなくなる。
大小あれど、僕だけじゃない、と思っています。
不思議なものですよね。
あんなに好きだった星を今ではあんまり見ません。
好きだけど
ワクワクしたりしません。
大人になるって
あ、いや時間を重ねて、歳をとっていくって
そういうこともあるんだなーとちょっと悲しくなってみたり。
たまには
子供の頃のように
大きな空を寝っ転がって見たり
綺麗な星空を眺めたり
そういうことに時間を費やすのも悪くないですよね。
僕らはアーティストですから、そういう感覚をいつまでも持っていなきゃなと思います。
自分に還る感覚を。
あと、
この
有り難みがなくなる感覚。
パフォーマンスでもとても難しい問題なので、
見せ方や進め方、イベントや会場の雰囲気、そんなものを考えながら
変化させたり、裏切ってみたり、期待に応えてみたり。
飽きられないオトコを目指したいものです。
僕自身は飽きっぽいところがあって、言い方を変えると新しいもの好きなので、
その新しさを常に出していけたらと思います。
そんなことを
星に願いをかけて
今夜は眠ります。
ぐんない。
翔三でした。